野村建設様
拝啓
この度は私達には勿体ないくらいの良い家を建てて頂き本当にありがとう御座いました。いろいろな事にご配慮いただき満足した家造りが出来ました事は本当に嬉しく、野村建設様にお顔いして良かった、本当に良かったと心から思っています。
社長様に、ご縁を頂かなければ私達の家造りは永遠になかったかも…しれません。気持ちの良い従業員の皆様、腕の良い職人の皆様との、あっという間の半年余りの時間が家族のような気持ちになり、もっとふれあっておきたかったかなと悔いが残ります。
素敵な色合いの玄関、オリジナルの靴脱ぎ石、スロープもとっても素敵に出来て、毎日の出入りがとてもワクワクして嬉しくて楽しみです。もちろん家の中も随所が大好き、設計力と丁寧な造作に感謝しています。
改めまして、御礼を言いそびれました我が家に係わってくださいました皆様、本当にありがとう御座いました。そして何より社長様始め、ご家族、社員のお顔がわかる会社に建てて頂きました事が嬉しい限りです。
設計段階から私達の沢山のわがままを開いて下さり、後々の事まで考えて下さった社長様、色々な注文にも気持ちよく対応して下さった森監督、本当にありがとう御座いました。今後ともT家を忘れないで宜しくお顔い致します。
私事ですが、野村建設様で建築をお願いするまでの経緯をお話させてください。建築にあたっては誰もがそうでしょうが、私もたくさんの迷いがありました。
平成11年4月に突然の事故で障害が残ってしまった主人…当時、高2、中2、中1になったばかりの子供達、病院を転々とするよりも家族の絆の為に今、主人を退院させて家に戻さなければ…でも車椅子で過ごせるような家は無い…主人の体調も不調で変化の毎日…住んでいる家は借家です。大家さんに許可を得て車椅子で家に上がれるよう増築する計画をたてていました。
そんな入院中のある日、野村建設さんの新聞チラシが目こ留まりました。「FPの家」揖斐と大野の境に看板がたっている気になってた家だ…それもお婆さんの為の車椅子でも生活できる家らしい…主人の看護を抜け出し見学会に足を運びました。
物件は当時の常識とは少し違った設備の家でした。樹脂サッシの二重硝子、結露のない家、換気システム、そして何より暖かい家…不思議な感じを受けながらも紹介をうけた真正の構造見学会にも行ってみました。これまたビックリ、天井裏の換気システムのダクト、FPパネル、柱の隙間もしっかりとふさがれた気密の良さ、内断熱…いろいろな建築方法があるものだ…。
当時の私は少々目が点になって帰ってきました。世間は外断熱が流行りだしてた頃…そして急場をしのぐようにとりあえずの増築をし、主人の家庭介護をしながら、家の事など考える余裕もなく3−4年が過ぎました。
お蔭様で主人の容態も年をおう事に安定してきて、天気が良くて体調の良い日には車椅子で外出できるようになっていました。でも季節の変り目、気温の低い朝、寒さで体調はとたんに悪くなります…障害者に寒さは大敵です。
そしてまた建築熱が復活、暖かい家、車椅子で動き回れるスペースのある家があれば、主人はもっと良くなるのではないか…いや体力のある今、動けるスペースの温度差の無い暖かい家が欲しい…家族の為にもこのままではいけない…。
そしてまた合間を見ながら、いろいろな会社の物件を見て回りました。さまざまな建築方法、でもいつも頭の隅に野村建設のFPの文字がありました。だけどFPと同じ様な建築方法はどこにもなく、仕様は素敵だけど断熱に対しての満足は得られませんでした。
そして何年かのブランクをおいて再度FPの見学会へ足を運び、やっぱり我が家にはこの家だと思いました。暖かい家で少しでも主人の体調が良くなり、快適に暮らせれば…だけど私の説明も実際に見ていない主人には半信半疑です…体調の良いある日、思い切ってFPの工場見学会に一緒に出かけました。
主人も実際にFPパネルの出来る様子や説明を聞いて納得、野村社長のお人柄にも納得、FPの家で野村建設様で家を建てようと、いざGOサインでした。
でも個人的な心の中の迷いや不安は尽きませんでした。大丈夫だろうか…家を建てて本当に主人は動けるのだろうか?余計に介護が大変になるのではないのだろうか?子供達の今後はどうかしら?上手く生活していけるだろうか?
昨日家を建てる事に前向きでウキウキしていると思えば、今日は本当に大丈夫かしらと不安にさいなまれ落ち込んでいる私、建築ブルーというか更年期うつというか…三歩進んで二歩下がる状態…けっこう私のが臆病者だったんですね…。(笑)
意見の噛み合わない事もありました…投げ出したくもなりました。他の皆さんはすんなり事が進むのでしょうか…でもこのままでもいけない…お蔭様で子供達も元気で頑張っていてくれる。希望に向かって新しい一歩を踏み出さなければ…私が頑張らなければ…。
主人の「大丈夫だよ、なんとかなるさ」、の言葉にまた前向きになり、今日に至り、気が付けば立派な素敵なマイホームが完成してしまいました。(笑)
FPの家で、健康で幸せな生活が送れます事を願って、末永く大切に住まわせていただきます。そして野村建設様に巡り合えました事に感謝致します。
以前から気になっていました…社長の似顔絵、バッチリですね。(失礼致しました)
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| 野村建設より |
私共に本当に勿体ないくらいの有難い、又、暖かいお心の一杯こもったお手紙ありがとうございました。朝礼にて全社員に手紙を読まさせて頂きましたが、私も読んでいる途中に思わず涙が出そうになり、声も震えてしまいました。
何年もかけ弊社に決めて頂き、又、設計に際してはご家族の夢の住まい創りを綴られた一冊の厚いファイルを頂き、この重さにT様ご家族様の歴史と未来がズシッと感じとられました。
何回も何回もファイルを熟読し、又、何年かのお付き合いでのヒアリングにより、T様ご夫婦のちょっぴりたまの夫婦喧嘩の時間(笑)と、仲の良いお互いに信頼しあいながらの時間を、建物設計にフィードバックさせて頂きました。
エージフリーとしての全バリアフリー対応、車から降りたときの車庫から玄関までのアプローチ勾配、玄関内スロープ、全ての水廻り。又、寝室から夏の花火や秋の訪れ、そして深々と降る雪を、窓からどう眺め捉えて頂けるか、
そして、室内環境でFPの性能を最大限に発揮させるためにはいかにすべきか…目をつむり、私自身を設計した平面図の中に埋め込み、部屋中を歩き回りました。
完成してお引き渡した後、お盆過ぎの猛暑の中をご訪問しご夫婦より住まわれた感想を頂きましたが、設計が私達の想いの方向とピッタリであったし、何にも増して大変使いやすく本当に満足してますと言われ、私も思わずウルウル状態でした。
訪問されるお客様が全て目が点状態で唖然との事。通常言われます立派な家(これでもかの豪華版)を目指した住まいでなく、使用材料も高い物は使ってありません。ただトータルで「いい家」を目指し、それが目が点になった理由であると思いました。
建築のご縁を頂き、そのお返しができた喜びを感じ取り帰りましたが、お見送りの玄関先で、T様ご夫婦と可愛いワンチャンの喜びの笑顔を思わず「パシャ」。 |
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